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現在では、北宇智駅のスイッチバックはなくなりました。
この記事は、スイッチバックが現役で残っていた訪問当時のものです。
また記事に書かれている価格等も、訪問当時のものです。税制による価格変更になっています。
この情報は最新ではありませんので、最新情報をご自身で確認してください。
姫路駅から山陽電車、阪神電車など私鉄各線を乗り継いで奈良、和歌山へ行きました。
今回は、JRではなく、スルットKANSAI2DAYチケットを利用しました。
これは京阪神地区加盟43社局の交通機関で使える、乗り放題のチケットです。
今回の旅では、全国(ただし関西地区+三重県を除く)で販売している、2日用を購入しました。\3800-
姫路から、山陽電車に乗車して、阪神梅田へ向かいました。
乗車当日は祝日だったので列車内に国旗が掲げてありました。
梅田から地下鉄に乗り継いでミナミへ行きました。
天王寺からは、近鉄電車の急行列車に乗りました。吉野口へ向かいました。
近鉄壺阪山駅までが、スルットKANSAI2DAYチケットの有効範囲で、近鉄吉野口駅は範囲外となります。
このため近鉄吉野口駅まで差額を精算しました。
近鉄からJRに乗継なのですが、ホームに降りると
JRの駅...あれ?
どうやら吉野口駅はJRと近鉄の共用使用駅の様です。
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吉野口駅、近鉄電車ホームにて JR仕様の駅名標です。でもJRロゴはありません。 「くず」「くすりみず」の前次駅表示のどちらとも 近鉄の駅名です。 |
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吉野口駅、JRホームにて 駅名標左方にJRロゴがあります。 写真の電車は、同駅に停車中の近鉄電車です。 こちらは「わきがみ」「きたうち」の表示です。 |
吉野口駅からは、JRに乗り、目的地のひとつ北宇智駅に到着しました。
JRの運賃と、精算済みの近鉄のきっぷはここで回収されました。
この駅は、近畿圏ではこの駅だけ、スイッチバックを行う駅です。
「スイッチバック」とは、急坂を進行方向を変えて上り下りする方法です。
北宇智駅に到着すると、乗ってきた列車は今までの進行方向とは逆に進み、
一度折り返し線にはいり、再び進行方向を変えて五条方面に進んでいきました。
今まで乗ってきた列車が、駅ホームの後ろを進むのは変な感覚です。
この駅からは、奈良県側からアプローチ、金剛山登山ルートへ行けます。
健脚向けのハイキングコースという感じでしょうか。所要時間3〜4時間だとききます。
山頂へは冬装備が必要です。
のどかな風景と、ふるい道しるべをながめつつ、麓を散策をしました。
駅に戻り、ホームで和歌山方面行きを待つあいだに、奈良行きの電車がきました。
この奈良行き列車が、ホームに入るスイッチバックの様子を写真に撮りました。
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五条駅からの奈良行きの列車が 折り返し線にはいります。 |
列車がある線が五条(和歌山)方向の本線 さらに奥には折り返し線があります。 手前は橋本、和歌山行きホーム |
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進路を変えて吉野口(奈良方面)行きホームに入ります。 |
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再び進路を変えて吉野口駅へ進みます。 | 左奥が吉野口駅方向の本線です。 |
北宇智駅から再び電車に乗り、橋本駅へ向かいました。
この駅でも、JRから乗り継ぎですが改札を出ることなく、南海電車に乗ることができました。
橋本駅からは、高野山へ向かいます。
列車の終点、極楽橋駅でケーブルカーに乗換して、高野山駅へいきました。
高野山駅からはバスで寺院中心部に向かうことができます。
高野山を走るバスも、スルットKANSAIのエリアに含まれますので、追加料金は不要です。
高野山上からの眺め
歩いた。疲れたぁ、
でも霊峰高野山の寺院を参詣して、流れる空気の違いにふれることができ、よかったです。
また頑張ろうと、いい意味で気持ちを切り替えることができました。
今回利用したきっぷ
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カジュアルきっぷ姫路\4,800- (岡山<->姫路[新幹線])
スルットKANSAI2DAYチケット\3,800- (2日間乗り放題)
近鉄壺阪山−吉野口\220-
JR吉野口−北宇智、JR北宇智−橋本\430-
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