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東海道新幹線50周年「超☆超早得ICきっぷ」の旅その2


2014年にJR東海より期間限定で発売されたきっぷ、「超☆超早得ICきっぷ」を利用して三島駅へ行きました。
「EXIC予約」の利用者本人のみ購入ができるきっぷで、なおかつ各列車ごと座席数が限定されているものでした。
条件があるからこそ、岡山駅から三島駅が7560円片道(運賃+指定席特急券込)の、特別価格で設定されていました。

特に、東京方面行きは「超☆超早得ICきっぷ」発車時刻の早い時刻の列車から限定数が売り切れとなる状態でした。この為きっぷの確保が難しいものでした。
岡山駅から名古屋駅まで「のぞみ」、名古屋駅から三島駅まで「こだま」に乗り継ぐという2列車の予約でしたが、この時は運よく、早朝発の列車を確保できました。

JR東海で、東海道新幹線50周年を記念して期間限定で発売された割引きっぷ、「超☆超早得ICきっぷ」を利用して三島駅へ行きました。

三島駅からは新幹線で掛川駅まで移動して、新幹線駅唯一の木造駅舎をみてから
天浜線を経て、豊橋へと向かいました。
豊橋では路面電車に乗車しました。

豊橋からは一気に長崎に移動して、長崎でも路面電車に乗車して、被爆鳥居などを見て回りました。


一日目
新幹線を下車して、三島駅北口をでたものの、伊豆箱根鉄道線駿豆線への行き方がわかりません。
わからないため駅員に聞いてみようと、在来線改札に行ってみました。
改札口に掲示されている内容によると、伊豆箱根鉄道線乗客は駅員に申し出てくださいとのこと。
三島駅北口から、伊豆箱根鉄道線に乗るためには三島駅の中を通るが正解でした。
申し出ると「JR三島駅入構券」をくれるので、改札を入り駅構内を素通りできます。そして無事に伊豆箱根鉄道線のきっぷを購入して修善寺へと行けました。

修善寺駅 途中の車窓

三島駅
三島駅南口駅舎は富士山をイメージさせる三角屋根です。

三島に戻り、新幹線で掛川駅まで移動しました。
掛川駅
掛川駅南口駅舎は、新幹線停車駅では唯一の木造駅舎です。
1940年建築の駅舎でしたが、この当時の建物ですので耐震化がなされていませんでした。
このため駅舎建て替えを実施しています。
元駅舎の建材を利用して、外観を復元する工法で、2014年1月に耐震化工事を完了したとききます。
木の香りもさわやかな駅構内でした。

ここから、天竜浜名湖鉄道天浜線に乗りました。
天浜線沿線には国の登録有形文化財が数多くあり、駅、車庫、鉄橋等も36件、登録されているそうです。

天竜二俣駅
駅構内の転車台見学ツアーに参加しました。(見学料が必要です。一日1回開催、但し休日と金、月曜は2回開催)
扇形車庫、転車台、貯水槽などを見学しました。

天竜二俣駅 天竜二俣駅 天竜二俣駅
豊橋鉄道で、三河田原駅まで行きました。
豊橋鉄道


二日目
鉄道路線では、日本一の急カーブ半径11mの井原電停に立ち寄るなど、路面電車をつかい市内観光をしてきました。

路面電車の一日乗車券を、(豊橋)駅前電停の券売機で購入してから乗りました。

井原電停
半径11mの日本一急カーブです。
この急カーブの路線ができたのは、古い話ではなく1982年のこと。
市民球場やテニスコートを併設した、岩田運動公園への交通の便として、600mの支線が新たに敷かれたそうです。
路面電車の支線が、後から敷設されたということです。道幅に余裕がなく、今の急カーブとなったそうです。

路面電車は、カーブを曲がるときに、車体から台車をはみだす格好になりながら、10キロ以下の徐行運転で、この急カーブを進んでいきます。
あまりに急なカーブのため、このカーブが通過できない車両もあるそうで、車両が限定運用されているそうです。
このカーブを曲がると運動公園前電停へと行きます。

吉田城鉄櫓(復興)
吉田城鉄櫓(復興)
お城一帯は豊橋公園となっています。平成17年に築城500年となったとききます。
説明書きによると、少禄のため拡張された城地は未完成のまま明治に至ったとありました。
歴代の殿様、財政のやりくりに苦労したのだろうな。

吉田城と手筒花火がデザインのマンホール<br>
吉田城と手筒花火がデザインのマンホール

豊橋駅
昼からは、再び「超☆超早得ICきっぷ」をつかって今度は博多へ、
この割引きっぷを利用したら、岡山駅までの料金と、博多駅まで購入した場合との差額が2160円でした。
差額が思ったより安いとわかったので、ついでだから以前行けなかった長崎へ行こうと思い立った次第です。

JR九州博多駅で、長崎駅までのきっぷ「2枚きっぷ」を購入しました。
博多駅から長崎駅へ向かいました。
さすがに、豊橋から長崎は遠いです。移動だけでしっかり夜になりました。明日長崎の街を巡ることにします。
博多駅 博多駅
辛子明太子弁当
辛子明太子弁当
長崎駅


三日目

長崎の路面電車一日乗車券を購入して全路線に乗りました。


正覚寺電停
一日乗車券に見どころも乗っていたので、下車観光もしてみました。

山王神社に行きました。
同神社の一本柱鳥居は、被爆建造物です。
参道には、一本足鳥居の残りの部位である、吹き飛ばされた鳥居の部位が解説文とともに据え置かれています。
また境内入口にある二本の大楠は、被曝を受けながらも奇跡的に樹勢を盛り返したそうです。
山王神社 山王神社

次に、港付近で大きな船が見えたので下車してみました。
長崎港には、「サファイアプリンセス」という総トン数115,875、全長290mという巨大な客船が寄港していました。
客室に備え付けられている救命ボートがボートというか、それ自体がすでに船体です。
サファイアプリンセス サファイアプリンセス
博多出発時間には間に合いますが、早めに出ることにしました。
「特急かもめ」で、博多へとむかいました。
特急かもめ 特急かもめ

トルコライス
トルコライス

博多に到着して、岡山までの新幹線までは時間ができました。
このため地下鉄で貝塚駅へと行きました。

貝塚駅の駅前には貝塚交通公園があります。
入園は無料、幼児(原則4歳から)と小学生が利用できるゴーカート利用料は有料です。
9:00〜17:00と開門時間は決まっています。閉園時間以後の立ち入りはできません。
以前訪問時したときには、知らずに閉園時間ぎりぎりの時間に行ったのですが、閉園時間ということで退去するように求められました。

貝塚交通公園は、交通信号機6機や交通標識、交差点、
そして車(子供が乗るゴーカート)を通して、交通法規を学ぶという施設になっています。
貝塚交通公園
同公園内は、ゴーカートがあり、信号を守って爆走していました。
道路を横断するときは、信号が青になってから。

貝塚交通公園内にある、ナハネフ22を見に行きました。前回は見れなかったので二度目の挑戦で見れました。
車内には入れませんが、ガラス越しに車内の一部を見ることができました。
ナハネフ22 貝塚交通公園 貝塚交通公園

同公園内には、DH114ヘロン飛行機や、SL9600形49627も展示してあります。

明太牛たん丼
明太牛たん丼

「超☆超早得ICきっぷ」で岡山へ帰りました。


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